上下巻合わせて約1ヶ月半くらいで読了。
ソフトウェアコンストラクションに関する幅広い知識が集約。
文章も至って読みやすく、入門書としても完璧。
設計、コーディング、テストなど各種テクニックも勉強になりましたが
以下簡単にまとめ。
- 上巻
- コンストラクションは開発プロセスにおいて唯一必ず実行されるプラクティス。よってコンストラクションを改善することは開発全体の品質向上になる。
- 欠陥は開発プロセスの後になればなるほど修正コストが跳ね上がる。
- ソフトウェアの鉄則は「複雑さに対処すること」
- 擬似コードによるプログラミング
- ルーチンの複雑さの定量化。判定ポイントの調査。
- 下巻
- 開発プロセス中の各プラクティスの欠陥検出率はあまり変わらない。
- コラボレーティブインスペクションによる品質保証の補完。
- テストはコードレビューよりも欠陥発見までのコストが高い。
- 設計、コードのインスペクション(レビュー)は欠陥検出率が高い。
- 良いデバッグと悪いデバッグはパフォーマンスに10対1の開きがある。
- 最高のプログラムとは自分の脳が小さいと考える謙虚な姿勢を持つ人間。
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